こんなに違うの?驚きの海外の子育て事情

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こんなに違うの?驚きの海外の子育て事情

日本で生活していると日本の子育て文化や習慣が当たり前になります。しかし海外には、日本では考えられない子育て術が数多くあり、驚くことばかりです。

今回は日本人が驚く、海外の子育て法についてご紹介します。子育てに悩むママは、海外の子育て法からお悩み解決のヒントが見つかるかもしれません…!

フランス編

オシャレなイメージがあるフランス。フランスはヨーロッパの中でも出生率が高く、子育てしやすい国ともいわれています。そんなフランスの気になる子育て事情についてご紹介します。

子どもの好き嫌いは気にしない

フランスでは子どもが少食でも肥満気味でも気にしません。「食事を楽しんでくれればそれでいい」という考え方をする方が多いのです。

食事のマナーは家庭で徹底してしつけをしますが、食べ残しや好き嫌いなどに関しては、特に注意されることはありません。フランスでは、好き嫌いも偏食も個性ととらえられるのです。

とはいえ、苦手な食べ物を食べないとわかっていても食事の際には出し、少しでも食べたら盛大に褒めるのがフランス流の食育です。

お風呂は週に1回

ヨーロッパをはじめ、フランスでは週に1回程度しか子どもをお風呂にいれません。新生児の赤ちゃんは泥まみれやほこりまみれになることはないので、そこまで気にしなくても問題ないという考え方です。

毎日お風呂に入れる習慣がない理由のひとつとして、石鹸で身体を洗うと体から自然に出た皮脂を人工的に流してしまうため、バリア機能がなくなるからといわれています。

哺乳瓶は消毒しない

日本では哺乳瓶を洗うとき、沸騰消毒したり電子レンジで加熱したりして、毎回消毒をしますよね。

しかし、フランスで哺乳瓶を消毒するのは、初めて使う際の一度のみです。綺麗に洗えば消毒する必要はないという考えの方が多く、病院でも必要ないといわれることがほとんどです。

ドイツ編

日本と同様少子化問題を抱えているドイツ。そんなドイツにはどのような子育て法があるのでしょうか。

子どもは19時までに就寝

子どもは19時までに就寝ドイツでは、3歳までの子どもは19時までに就寝するのが一般的。ドイツは大人も子どもも早寝早起きです。

基本的にドイツのワークスタイルは始業時間も終業時間も早いのが特徴。親も17時すぎにはだいたい帰宅するので、小さい子どもは19時には寝かしつけるようです。

生まれたときから自分の部屋で就寝

基本的にドイツでは、生まれたときから自分の部屋が与えられます。赤ちゃんを迎えるにあたって部屋を用意するのが基本スタイルとなっているのです。就寝時ももちろん、自分の部屋で一人で寝ます。

パパの育児への参加

ドイツではパパも育児をします。育児に参加というよりも、育児は夫婦で一緒に行うものと考えられています。
パパが子どもを病院へ連れて行ったり、子どもとパパがカフェでお茶をしていたりする姿も珍しくありません。男性も育児休暇をとりやすく、夫婦共に育児の主役といえます。

アメリカ編

アメリカは休日になると家族で出かけることが多く、家庭を大切にする国です。父親参加型の育児が当たり前となっているアメリカの子育て法とは、いったいどのようなものなのでしょうか?

トイレトレーニングはのんびりと

日本では2歳ごろになるとトイレトレーニングを始めます。日本のママは、3歳ごろまでにはオムツをとりたいと思う方がほとんどです。周りの子どもが取れてくるとより焦り、プレッシャーに感じる方もいるようです。

しかしアメリカでは、オムツが取れる時期はあまり気にしません。いつかとれるというようなスタンスでのんびりしています。周りの目を気にしていない人が多いのです。

自分の子を他人の前でも褒める

日本では他人の前であまり自分の子を褒めたり、出来の良さを伝えたりしませんよね。しかしアメリカでは、「うちの子は何でもできるんです」「うちの子天才なんです!」と人前でも褒めることは当たり前。

日本人は何事も謙遜してしまいがちですが、アメリカは褒めることで自信をつけさせて伸ばす子育てスタイルです。

泣いていてもそのまま泣かせる

日本では、子どもが泣くと周囲に迷惑をかけてしまうので、泣き止ませようとしますよね。アメリカでは泣くのは感情表現の一環で、成長の過程で必要なことと考えられています。

基本的に泣くことを止めたりはせずに、車の中や周りに迷惑のかからない場所へ連れていって、思いっきり泣かせます。泣くことをわがままと捉えず、自己主張と捉えるのがアメリカ流の子育てです。

まとめ

海外の子育て事情についてご紹介しましたが、いかがでしたか?日本とは違った子育て方法や考え方に驚いた方も多いのではないでしょうか。

国が違えば文化も違い、子育ての方法も大きく変わります。今の子育てに悩んでいるという方は海外の子育て法も参考にしてみるといいかもしれません!