乾燥が原因で起こる肌トラブルとして、よくあげられる手の乾燥。
毎日ハンドクリームを塗るケアをしていても、ささくれができてしまうこともありますよね。
これは、爪の甘皮が関係しています。甘皮をお手入れして、健康的で美しい手元を手に入れましょう!!
Contents
なぜ爪の甘皮はあるの?
ネイルサロンに行くと、施術する前にほとんどのサロンが甘皮処理をしてくれます。
この甘皮はいったいなぜ、あるのでしょうか?甘皮の役割をご説明します。
甘皮の正体
甘皮は、爪と皮膚の間にある薄い膜のことをいいます。甘皮の役目は、爪の細胞をつくる爪母を守ることです。また、爪や爪まわりの皮膚を、雑菌から守る機能もあります。一方で甘皮は乾燥しやすいという性質を持つため、保湿せずに放置しておくと爪周りの乾燥の原因につながります。
甘皮は2種類ある
爪の根本を見ると、甘皮は薄く2層になっています。爪の一番根本にあるのがキューティクルと呼ばれる部分です。一方で爪にくっついている、半透明の薄い膜のような部分をルースキューティクルといいます
甘皮をお手入れするメリット
甘皮は、お手入れをすることでメリットが生まれます。次に、甘皮をお手入れすることでの効果をご紹介します。
爪を長くみせる
甘皮をお手入れすることで、その分爪の範囲が大きくなります。ですので、爪が小さいことが悩みだった方も甘皮のお手入れをしてみましょう。ネイルをする際にも、見栄えがよくなります。
爪周りの乾燥を防ぐ
甘皮のお手入れをせずに放置していると、水分が甘皮にとられてしまい、爪や爪周りの乾燥につながります。
ですので、甘皮をお手入れすることが大切にです。ハンドクリームやネイルオイルの成分がより浸透しやすくなり、乾燥を防ぐことができます。今までハンドクリームを塗ってもあまり効果を感じられなかった方は、一度お手入れをしてみるとよいかもしれません。
爪の健康を保つ
甘皮のお手入れをすると、爪の表面のデコボコを軽減することができます。乾燥が原因で起こる、爪の縦じわや2枚爪、爪が割れてしまうことも防ぐことが可能です。ネイルをする際にも爪が整っていたほうがキレイな状態を保つことができます。
自宅でおこなえる、甘皮のお手入れ方法
ネイルサロンに行って、甘皮のお手入れをしてもらったほうが、もちろん爪をキレイに整えられます。しかし、時間のない方やお金をあまりかけたくない方もいるでしょう。
そこで、こちらでは簡単にご自宅で甘皮をお手入れする方法をご紹介します。
自宅でできる簡単甘皮お手入れ方法
用意するもの
・ハンドクリームまたはネイルオイル
・綿棒
①指先をお湯で温める
甘皮をふやかすことで、力を入れずにお手入れができます。
入浴後などに行うのがおすすめです。
②綿棒で甘皮を押し上げる
力を入れすぎないように、軽い力で押上げましょう。
ハンドクリームやネイルオイルをつけた状態でおこなうと保湿をしながらケアできます。
③保湿
最後は必ず保湿をおこないましょう。ここで保湿を怠ると、せっかくお手入れした甘皮も乾燥してささくれとなってしまいます。
市販で甘皮のお手入れキットなどは売っていますが、間違えた使い方をしたり、慣れていないと出血や逆に乾燥を助長する原因となります。ですので、肌触りが優しい綿棒でお手入れをすることをおすすめします。また、やりすぎは良くないので2週間に1度の周期ぐらいで、甘皮をお手入れすることが最適です。
まとめ
日常生活で手元が荒れてしまうことは、よくあることですよね。
爪の甘皮をお手入れすると、ささくれ防止や健康的な爪の成長につながります!
忙しい時間のなかでも、簡単に甘皮のお手入れができる方法もありますので、ぜひお手入れをして美しい手元を目指しましょう。