疲れ目(眼精疲労)の解消で肌老化が止まる!

SHARE

疲れ目(眼精疲労)の解消で肌老化が止まる!

パソコンによる作業や長時間のスマートフォン使用。
あたりまえの日常がきっかけで、目の疲れを感じる方は多いでしょう。
この疲れ目の原因は、身近な機器から放たれる「ブルーライト」です。

ブルーライトは眼精疲労を引き起こすだけでなく、なんと肌老化を促進させるきっかけになることも
潤いたっぷりの美肌を保つためには、疲れ目の解消が効果的なのです。

眼精疲労によって肌の老化がすすむ

ブルーライトには、角膜や水晶体でほとんど吸収されずに網膜まで届くという性質があります。

目はブルーライトによる負担を減らそうと必要以上に働き続け、酷使されます。眼精疲労は、こうした長時間のスマートフォン・パソコンの使用によるダメージによって起こるのです。

眼精疲労になると目の周りの筋肉が固くなり、血行が悪くなります。すると、まぶたのたるみやシワを作ったり、肌の潤いを失うことも。

ブルーライトは、目周りの肌に多大な影響を及ぼすのです。

疲れ目を軽減する食材

目の疲労を軽減する食材として、まずブルーベリーを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。

ブルーベリーが目に良いとされる理由は、アントシアニンと呼ばれる成分にあります。目の視覚機能の向上や血行を促進する効果があり、目に栄養を届ける役割を持っています。

アントシアニン以外にも、目に良いとされる栄養成分は数多くあります。

普段料理で使う馴染みの食材にも含まれている栄養素ですので、ぜひ積極的に食生活に取り入れてみてください!

ビタミンA

目の粘膜を保護し、目の健康を守る働きがあります。

乾燥から目を守り、ドライアイや夜盲症、視力低下を防ぐことができると言われます。

ただし、摂取のしすぎはビタミンA過剰症になり、腹痛や嘔吐、肌荒れなどを引き起こす場合があります。とくに、動物性食品であるレバーの摂取時は気をつけましょう。

【ビタミンAが豊富な食材】レバー類、うなぎ、バター、にんじん、緑黄色野菜

ビタミンB群

ビタミンB群は目薬の成分にもよく使用される栄養素です。目疲れとの関連性が深いといわれており、眼精疲労の軽減に一役買ってくれます。

ビタミンB群の中でも特に摂取したいのが、ビタミンB1ビタミンB2です。

ビタミンB1は視神経の働きをサポートするため目の疲れに有効とされ、ビタミンB2は目の働きを助けるため角膜炎の予防に効果が高いといわれています。

【ビタミンB1が豊富な食材】豚ヒレ肉、焼き海苔、玄米、納豆
【ビタミンB2が豊富な食材】牛、干し椎茸、納豆、卵

アスタキサンチン

高い抗酸化作用があり、目の健康を守ることができると言われています。

目疲れによるダメージを緩和したり、眼精疲労が改善できるという研究結果もあります。目の老化予防白内障などの目のトラブル防止にも期待される栄養素です。

【アスタキサンチンが豊富な食材】カニ、鯛、サケ、いくら

お家で簡単!疲れ目解消法3選

眼精疲労は目元のケアをすることでその症状を緩和させることができます

こちらでは、今日から実践できる簡単目疲れ解消法を3つご紹介します。

① 眼球ストレッチ

眼精疲労は、目の奥の筋肉をほぐすストレッチで予防することが可能です。

目の周りの血行が良くなり、目疲れの予防、緩和につながります。効果的な眼球ストレッチのコツは2つです。

Point1:目周りの筋肉を大きく動かすストレッチをする

顔を固定して眼球を時計回りにぐるぐる回したり、上下左右の順番で眼球を動かしたりします。

Point2:目のピント調整機能をもつ毛様体をほぐすストレッチをする

一定のポイントを決めて、遠い点と近い点を交互に見る動作を数回繰り返します。

② 蒸しタオル・ホットアイマスク

蒸しタオルやホットアイマスクは目疲れ解消に効果的です。目の周りを温めることで筋肉の緊張がほぐれて血行が良くなります

また、休息の神経といわれる副交感神経が活発になるため、リラックス状態になります。

市販のアイマスクを使用してももちろん良いですが、自宅で蒸しタオルを作れば今日から簡単に実践できます!

蒸しタオルの作り方
STEP1:タオルを水で十分に濡らし、しっかり絞ります。

STEP2:電子レンジで約40秒(600W)加熱します。

STEP3:目を覆うようにして蒸しタオルをのせます。※熱すぎるとヤケドの原因になるため注意しましょう!

③ まばたきを意識してこまめな休憩をとる

疲れ目にとって最も良いことは、目をしっかり休息させることです。

デスクワークやスマートフォンなどに夢中になりすぎてつい目を酷使しがちですが、疲れ目の症状を悪化させる原因になります。意識的に目を休ませるようにすることが大切です。

長い作業がどうしても続くときは、最低でも1時間に10分は目の休息をとるのがおすすめです。ただし、その1時間の間にも目は大きな負担を強いられます。

できるだけ目へのダメージを和らげるため、次のような工夫をしましょう。

Point1:まばたきを意識的にする

目の周りの筋肉がストレッチされ、疲れ目対策やドライアイ予防につながります。

Point2:パソコンやスマートフォンの画面を見続けない

コピーをとりにいったり、シュレッダーをかけにいくなど、意識的に画面を見過ぎないようにするのが良いです。

まとめ

眼精疲労は肌老化を加速させます。目周りの血行不良によって皮膚にハリ、ツヤがなくなり、まぶたのたるみやシワを引き起こすことがあるのです。

目を疲れさせないためには、スマートフォン・パソコンの長時間の使用は避けることが大切です。とはいえ、仕事・プライベートに忙しい現代女性には避けられないこともしばしば。意識的に目を休ませることが重要です。

目をいたわることは、美容と健康の両面でメリットがあります。ぜひ本記事を、生活習慣を見直すきっかけにしてみてください。