キャンプのオフシーズンといわれる冬。
しかし、冬にしか味わえないキャンプの魅力があるのです。
今回はそんな冬キャンプの魅力からおすすめのキャンプ場についてご紹介いたします。
Contents
■冬キャンプの魅力
冬キャンプにしかない魅力がたくさんあり、年々冬キャンプにハマる方も増えています。冬は夏に比べて混んでおらず、価格も安いので純粋にアウトドアを楽しむことができます。ここでは、冬キャンプの魅力についてご紹介していきます。
・寒さがいい!
寒い中、キャンプをするなんて何かの修行?と思われる方もいるかもしれません…。
しかし、この「寒さ」がいいのです!
寒いからこそ夏のキャンプでは感じられない焚火の暖かさを感じることができ、さらにカレーだったりスープだったりと寒い中で食べる暖かい料理はどれも格別です。
・空気が澄んでいるため最高の星空を楽しめる
冬は乾燥し、空気内の水蒸気が少ないので空気に透明感が生まれます。
このように冬は空気が澄んでいるため、夜景や星空などより美しく見ることができるのです。冬の星空を眺めながらホットコーヒーやお酒を飲むのはなんとも贅沢なひと時ですよね。
・冬はキャンプ場に行きやすい
冬はキャンプのオフシーズン。夏のようなオンシーズンと違って予算的になかなか行きにくいキャンプ場や予約のとれない人気のキャンプ場でも、オフシーズンは安くなっていたり、予約が空いていたりする傾向にあります。また混んでもいないのでのびのびとできます。
・冬は虫か少ない
春や夏、秋のキャンプでは虫の声を聞くことができますが、冬キャンプの一番の魅力は夏場に比べて虫が少ないこと。キャンプ場は大抵自然の多い場所にあるため、虫よけ対策をしてもテントの中に虫が入ってきてしまいます。
しかし、冬場は夏場に比べて活動的な虫が少なくなるため、虫が苦手な方でも安心して楽しむことができます。
・焚火を楽しめる
キャンプの代名詞ともいえる焚火。春や夏では夕方しか焚火をすることがないですよね。
寒い冬場であれば、1日の長い時間焚火を楽しむことができるだけでなく、火を囲みながら食事や暖をとることができます。
焚火を囲って語りあうのも冬キャンプの楽しみの一つですよね。
■冬キャンプをする上での注意点
魅力ばかりの冬キャンプですが、メリットばかりではなくデメリットもあります。
ここでは冬キャンプをする上での注意点についてご紹介いたします。
・とにかく寒い
キャンプ場の多くは標高の高い高原や林間・湖畔にあり、どれも冬場の冷え込みは厳しいもの。油断していると命に係わる危険もあるのです。
昼に凍死することはまずありません。しかし、問題は夜。
いくらテントの中とはいえ、寝袋などの装備が不十分であると危険です。
ストーブや火鉢・湯たんぽなど十分に暖をとれる防寒器具を忘れずに用意しましょう。
・一酸化炭素中毒に注意
テント内は火気厳禁ですが、寒さのあまり外でも利用可能な石油ストープなどを持ち込むことがあります。
その場合、換気を十分に行わないと一酸化炭素中毒になってしまう危険性があります。
十分に注意しましょう。
・火の扱いにも注意
冬キャンプは焚火を一日中楽しむことができますが、その分、火の扱いには注意が必要。
風などで火の粉が衣類やテントに飛ぶ可能性があります。
冬は空気が乾燥しているため火が付きやすく広がりやすいので火の扱いには細心の注意を払いましょう。
・テント内の結露対策を忘れずに
室内と室外の寒暖差があることで発生する結露。内側に発生すると内部が濡れてしまうだけでなく、テント内の熱も逃がしてしまいます。結露対策としてこまめな換気やテントの内幕から離すなどするようにしましょう。
■冬こそいきたいオススメのキャンプ場
澄み切った空気が気持ち良い「冬キャンプ」。豪雪地域などは冬場閉めているキャンプ場も多いのですが、探してみると年間を通じて営業しているキャンプ場もあります。その中から冬にオススメなキャンプ場をご紹介いたします。
住所:〒319-3552 茨城県久慈郡大子町矢田15-1
電話番号:0295-79-0031
茨城県にある大人気のキャンプ場。大子広域公園にはアスレチックや多目的運動場、テニスコート、グランドゴルフ場だけでなく、「フォレスパ大子」や「大子温泉」などの温泉施設があり、外で冷えた体を温めることができます。12月1日~3月31日まで割引料金での利用も可能です。(※年末年始は除く)
住所:茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8231
電話:029-267-2276
予約なしで入れるフリーテントサイトと予約必須のウッドキャビンがあるキャンプ場です。
キャンプ場からは徒歩8分程度で海岸にも行けるので、茨城の海や海の幸を満喫することも。また、大洗キャンプ場では2020年1月1日~2月29日まで割引料金での利用が可能です。
住所:福島県岩瀬郡天栄村羽鳥湖高原
電話番号:0248-85-2525
東京ドーム42個分という広大な敷地です。敷地内にはカヌーやフィッシングが楽しめる人造湖レイクレジーナを始め全面20面のテニスコート、天然温泉、彩光の湯、ガーデンスパなど様々な設備が充実。
また、羽鳥湖高原レジーナの森内にはコールマンキャンプグラウンドを始めと森の中に点在する半球体のドームコテージや北欧風木造コテージや愛犬と一緒に過ごせるコテージまで完備されています。
住所:〒418-0108 静岡県富士宮市猪之頭1162-3
電話番号:0544-52-2066
富士山のふもとに位置するキャンプ場。
日本有数の広さを誇り、バンガローもあるので本格的なキャンプから気軽な手ぶらキャンプまで楽しむことができます。
キャンプ場と隣接している朝霧ヴィーナスガーデンゴルフガーデンがあり、スニーカーにジンズで手軽にゴルフをすることも。
通年営業のため四季折々の富士山を楽しむことができます。
■最後に
冬キャンプの魅力についてご紹介いたしました。
寒い季節にしか感じることのできない凛と張り詰めた空気はキャンプ本来の自然と親しむことができます。
また、通年営業といっていても年末年始は休業していたり、定休日などの休業日があったりする場合もあるので事前に確認しておきましょう。